韓国の主な「アイドル」「KPOP」の音楽史のまとめです。
・KPOPの主な歴代グループ
・KPOPのルーツ
4・K-POPブームとグローバル化3
(2008~2013)
KPOP第2.5世代
KARAや東方神起などに続き、2008年から2013年にも続々と新アーティストがデビューした。
(この世代はこれまでのK-POPアイドルの基盤を踏襲しながらも、実験的なコンセプトや楽曲スタイルが目立つ)
→多くのスターが誕生し、特に2012年は「激戦の年」と言われている。
SHINee
伝説のパフォーマンス!!【FANCAM】141005 SHINee Everybody SMTOWN LIVE in TOKYO
2008年5月にSMエンターテイメントから、最先端のトレンドを発信するコンテンポラリーバンドというコンセプトでデビュー。
→土砂降りのなか行われた「Everybody」の振付は大きく反響を呼び、映像化されている。
→ドームツアーを含め、日本でのツアーを100公演以上達成した。
→2013年のメロンミュージックアワードで「ベストアーティスト賞」を受賞。
EXO
EXO 엑소 ‘으르렁 (Growl)’ MV (Korean Ver.)
EXO – ′LOVE ME RIGHT′ M COUNTDOWN 150604 COMEBACK Stage Ep.427
2012年、韓国と中国でデビュー。
→2013年に「Growl」が世界的にヒット
→世界的に市場を拡大すると共に、「KPOPアイドルの完成」とも評される。
→しかし、その輝かしい成功は、事務所の過酷なマネジメント内容によって生み出されており、そこに葛藤があることは否定できない。
他にも、
Girl’s day
2020年以降に見ると逆に新鮮で、名曲として受け継ぎたいヒットソングが多い。
AOA
Orange Caramel (from AFTERSCHOOL)
メンバー、ナナの圧倒的ビジュアルは当時かなりの話題に。
f(x)
ポップな曲が多い少女時代に比べて実験的で攻めたサウンドを展開した。
2PM
[HOT] 2PM – Heartbeat, 투피엠 – 하트비트, 2PM Returns 20130511
メンバー全員がゴリゴリに肉体を鍛えており、ここまで肉体派のアイドルは歴代でも類を見ない。
BEAST
INFINITE
メンバーのL(エル)は日本のドラマにも出演し、俳優業でも活躍している。
miss A
中国人メンバーが2人存在し、Wonder Girlsの後輩、TWICEの先輩にあたる。
センターのスジは俳優業でも活躍し、韓国で「国民の初恋」と呼ばれる人気を博した。
EXID
[Comeback Stage] EXID – UP & DOWN, 이엑스아이디 – 위아래, Music Core 20140830
ヒット直前までメンバーが解散を考えるほどの状態だったが、メンバーであるハニの「ファンカム動画」がバズり、ウィアレ(上下)がチャート逆走で逆転大ブレイク。
4Minute
ソロやユニットなど多数面で活動するメンバーヒョナが所属
途中から路線を変更し、ガールクラッシュのCrazy,Hateなどで大ヒット。
SISTAR
圧倒的歌唱力を持つヒョリンが所属。「夏ソング」でヒットを連発。
VIXX
VIXX – On and On, 빅스 – 다칠 준비가 돼 있어, Music Core 20130309
My DOLというオーディション番組の参加者によって構成される。
防弾少年団
この他にも、激戦の年前後には
Apink、U-Kiss、2AM、RAINBOW、Secret、MBLAQ、T-ara、Nine Muses、TEEN TOP、大国男児、ZE:A、CNBLUE、Orange Caramel、JYJ、MYNAME、BOYFRIEND、 Apease、B1A4、Block B、Dal★shabet、STELLER、Spica、B.A.P、NU’EST、BTOB、Hello Venus、A-JAX、C-CROWN、FIESTAR、100%、CRAYON POP、TAHITI、Ladies’ Code、BESTie、(記事容量の都合上、割愛あります)
など、名だたる面々がデビューした。
(第五章へつづく)
K-POPアイドルの歴史まとめ【1987~2019】
K‐POPアイドルの主な歴史とそのルーツをまとめてみた【2】
K-POPアイドルの主な歴史とそのルーツをまとめてみた【3】
K-POPアイドルの主な歴史とそのルーツをまとめてみた【4】
>>K-POPアイドルの主な歴史とそのルーツをまとめてみた【5】
K-POPアイドルの主な歴史とそのルーツをまとめてみた【6】
KPOPアイドルの主な歴史とそのルーツをまとめてみた【7】
K-POPをもっと深く知りたい方はこちらをどうぞ
(著者は、北海道大学のキム・ソンミン教授)