K-POP練習生の1日のスケジュールってどんな感じなの?
このような疑問に答えていきます。
記事の内容
- 大手事務所が公開したK-POP練習生の1日スケジュールを紹介
- K-POP練習生を日本で体験する方法
JYPやYGといったK-POP大手事務所の練習生の1日ルーティンの内容をご紹介していきます。
いずれも公式情報ですので、信頼性は高いです。
Contents
K-POP大手事務所が公開した練習生の1日スケジュールを紹介【公式】
K-POPの練習生といえば、「練習がかなりハード」というイメージがある方も多いでしょう。
ソン・ソンドゥク振付師(BTSの事務所の振付師)
「すべてのことは、練習の結果だ。アイドルグループは、どんなに忙しくても振り付けの練習時間は必ず確保する。新曲発表前にすべての時間を練習に注ぎ、活動中にも可能な限り時間を作り、その時間をすべての練習に投入する。」
K-POP練習生はどのようなスケジュールをこなしているのでしょうか。実際の事例を見ていきましょう。
JYPエンターテイメント練習生のスケジュール
韓国の放送番組において、JYPに所属するTWICEが練習生時代のスケジュールを公開しました。
その詳細は下記の通りです。
TWICEの練習生時代の1日スケジュール
9:00 会社に到着、IDカードを「ピッ」と認証させる
9:00 体重チェック
10:00 ストレッッチ
12:00 ランチ
13:00 ボーカルレッスン
15:00 個人練習
18:00 夕食
19:00 ダンスレッスン
21:00 基本の振り付け
22:00 掃除〜体重チェック
23:00 家に帰る
出典:https://youtu.be/V4Ryk370T3A
TWICEは、朝の9時から夜の11時までスケジュールをこなしていたようです。
ボーカルやダンスのレッスンが各2時間づつくらいあり、個人練習の時間も3時間くらいなので、1日7時間以上は練習に費やしていたことがわかります。
また、家に帰ってから次の日までのあいだに「将来を心配」という項目があり、TWICEが当時未来に不安を抱えたことがわかります。
HighUpエンターテイメント練習生のスケジュール
2020年にデビューしたSTAYC(ステイシー)が所属するHighUpエンターテイメントのスケジュールは、下記の通りです。
STAYCの練習生時代の1日スケジュール
10:00 英語のレッスン
11:00 スピーチレッスン
12:00 昼食
13:00 ヨガ
14:00 ボーカルレッスン
17:00 夕食
18:00 個人練習
19:00 ダンスレッスン
23:00 片付け
こちらもTWICEのスケジュールと同じく、朝の10時ごろから練習を開始し、夜の11時くらいに帰宅というスケジュールになっています。
ダンスやボーカルのレッスンのほかにも、ヨガや英語、スピーチの練習もあったようです。
YGエンターテイメント練習生のスケジュール
雑誌内のインタビューで、BLACKPINKのロゼが練習生時代のスケジュールについて語りました。
内容は下記の通りです。
ロゼ(BLACKPINK)
「みんなでのレッスンは、毎日11時から深夜2時くらいまであって。私は4人の中では最後にメンバーとして合流したので、3人のレベルに早く追いつきたくて、その後に2,3時間自主練習をして朝方に帰宅っていうことも。」
「練習生の頃は歌やダンスのレッスン、外国語の勉強をしてきました。チームになってからは毎月1回、課題に対して評価される日があったので、そこに向けて4人で一緒に切磋琢磨してきた感じですね。」
出典:ヌメロトウキョウ2017年11月号
スケジュールの詳細は明かされていませんが、この発言から察するに、やはりYGエンターテイメントも他の事務所のように昼近くから深夜近くまで練習をしていたことがわかります。
ダンス、ボーカル、語学の練習、そして定期的な課題による評価システムは本当にあるようです。
しかし、1日中練習するスケジュールが基本というわけではなく、学校に通い、学校が終わってから練習をして寝る生活を送っている練習生もいます。
BIGBANGのD-LITEは、学校に行きながらでないと練習生になることを許してもらえなかったそうです。
>>【K-POP】アイドルになりたい夢を親に言えない時の対処法4つ
好きなことだからK-POPの練習生活はそんなに辛くない?
練習生の生活はとてもハードなイメージがありますが、実はそこまでつらいものではないようです。
もちろん練習自体はハードなのですが、精神面では「楽しさがあった」と語るアイドルも多いです。
実際のK-POPアイドルの発言を見てみましょう。
ロゼ(BLACKPINK)
「本当に好きなものを見つけた時はそれを逃しちゃいけないって思ったんです。いくら頑張ろうと思っても、あの時の感情がないと頑張れない。そういう衝動の中にいたんです。」
出典:ヌメロトウキョウ2017年11月号
昼から深夜まで練習し、さらに朝方まで自主練もしていたというロゼですが、それは「本当に好きなものを見つけた」という情熱があったから。
努力は夢中に勝てないとよく言いますが、まさにそういう夢中状態だったからこそハードなスケジュールをこなすことができたのでしょう。
ロゼといえばかなり歌がうまいことで知られていますが、それは歌が本当に好きだったからという要因も大きそうですね。
V(BTS)
「練習生になれただけでもうれしかったんです。学ぶこと自体が楽しかった。毎日ダンスもできるし、一日一日を一生懸命過ごしました。当時は、見えなかった未来より、その時間のほうが大事でした。」
出典:BTS、壮絶な下積み時代を語る。「練習生の頃は生き残ることが先決でした。誰かひとり入ってきたら、別のひとりが出ていく」
同じ年頃の10代が体験する普通の暮らしができず、先の見えない練習生活を続けるK-POPアイドルですが、BTSのVはその生活を楽しんでいたようです。
たしかに、まだ来てもいない未来よりも「今なにをするか」のほうが大事です。
1日1日を全力で生きていれば、未来が悪くなることは基本的にないはずです。
ユウト(PENTAGON)
「練習することは全然大変じゃなかったんですけど、先生方が本当に厳しかった。ダンスとボーカルは絶対にうまくなきゃダメだぞと。会社からのプレッシャーもきつくて、遊ばず練習みたいな雰囲気もずっとありました」
「夢があるなら、挑んでほしいですね。K-POPアーティストになりたい方がいれば、絶対に。やらずに後悔するより、やって後悔したほうが絶対いいので。」
出典:BuzzFeed
いくら好きなことでも、「まったくツラくない」というわけではないでしょう。
ただでさえ倍率の高いオーディションを勝ち抜いたのに、その中でデビューできるのはほんのわずかな人だけです。
K-POPアイドルの「楽しい」という言葉には、仲間との別れや日々のやるべきこと、結果への不安やプレッシャーも含まれているのではないでしょうか。そこも含めて楽しめるかどうかが試されているのだと思います。
日本でK-POPの練習生を体験する方法
実際にK-POPの練習生になりたい!
こういう方にオススメなのは、日本国内でのK-POP練習生プログラムに参加することです。
東京で韓国人トレーナーの教育が受けられる練習生プログラムがあるので、K-POPの練習生を体験したい方は受けてみるのもありです。
特色の一部
韓国語、ダンス、歌のレッスンあり |
K-POPの専門家からの指導あり |
初心者でも受けられるスタンダードコースあり |
韓国芸能事務所への推薦制度あり |
システムがしっかりした事務所で、所属練習生も中学〜高校生世代の若者が多く在籍しています。
「SKY Entertainmen」から、日本人がK-POPデビュー
未経験者が最初から大手事務所を狙うより、まずはこういった国内のプログラムで経験を積んだ方が堅実ですし、親も説得しやすいはずです。