「K-POPダンスを独学でやってみたい」
「でも何からやればいいのだろう」
このような疑問に答えていきます。
記事の内容
- 独学でダンスを極めてうまくなる練習法
- 新時代のダンス練習法
- 独学のデメリット、注意点など
この記事を書いている私は独学でダンスを楽しんでいます。
この記事はダンス素人がそれなりに踊れるようになるまでの必要事項を網羅しました。
参考:独学している筆者のダンス(K-POP)
K-POPダンスを独学で極めてうまくなる方法【完全初心者向け】
【独学でダンス①】まずはダンスの全体像を掴む
まずは、「ダンスにはどんなジャンルがあるのか」を一通り見ておくことで、ダンス自体の全体像を掴んでいくのが良いと思います。
ここではジャズやバレエ、民族舞踊などのダンスは扱わず、ストリートダンスという枠組みの中のダンスを紹介しています。
ざっくりでも、ジャンルごとの特徴を掴んでおけば、以降の理解がスムーズになります。
主なストリートダンスの種類
HIPHOP(ヒップホップ)
HIPHOPミュージックに合わせてアップやダウンのリズムを取りながら踊る人気のジャンルです。
K-POP練習生が基礎として教わるジャンルでもあります。
POP(ポッピン)
「筋肉を弾く」(ヒット)の動きが魅力です。
ムーンウォークやロボットダンスも、このジャンルに含まれています。
WAACK(ワック)
CHRISSY Waacking ‘Hideaway’ in Ximen, Taipei | YAK FILMS
気品のある動きが特徴的です。
LOCK(ロック)
Level Ⅳ (GOGO BROTHERS + Hilty & Bosch) – SDR (Studio Dance Rehearsal)
腕を特定の方向に指したり腕を回したり、腕をロックしたりするファンキーなダンスです。
HOUSE(ハウス)
SHUHO vs PInO BEST4 HOUSE DANCE ALIVE HERO’S 2018
ハウスミュージックに合わせたカッコいいステップが特徴です。
BREAKIN(ブレイク)
【ブレイクダンス】めちゃくちゃヤバい!?もはや人間技と思えない!!【衝撃】Impact video of break dance【breakdance】
ブレイクビーツと呼ばれる音楽に合わせ、立ち踊り(トップロック)や、低姿勢でステップするダウンロック、体全体でダイナミックに回るパワームーブ、綺麗にピタッと止まって見せるフリーズなどが主な構成となっています。
【独学でK-POPダンス②】ダンスを練習する方法
(K-POP)ダンスの独学方法は主に3つあります。
- YouTube動画で学ぶ
- 教材で学ぶ
- コピーダンスで学ぶ
順番に解説します。
YouTube動画で学ぶ
特に、YouTubeの「ライジングダンススクール」は有名です
このチャンネルの講師は1流ダンサーなので、YouTube動画でダンスを練習する場合、ここをオススメします。
ここを見れば、K-POPを踊る時に役立つ基礎ステップを独学で習得できます。
参考・K-POP大手事務所「JYP」の基礎ステップ
教材で学ぶ
DVDの選び方は、ダンス独学におすすめなDVDは3種類だけ【トップダンサーの教材を選ぼう】という記事にあるのですが、その道のトップダンサーの教材を選ぶことをおすすめします。
何かを学ぶなら、その道を極めた人から教わるのが近道になるからです。
ヒップホップ・ポップ・ロック・ハウスの4ジャンルの基礎が学べる教本(オススメ)
こちらの教本は、本に振り付けのコマ撮り画像が載っているので、DVDをいちいち巻き戻す必要がなく動きを習得することが可能です。
講師陣のアドバイスと合わせてかなり良いので、おすすめとして掲載しました。
(ヒップホップ編の「アップ、ダウン」のリズムを学ぶだけでもかなり成長できます)
K-POPコピーダンスで学ぶ
スクールでは、先生から振り付けを教えてもらえる機会があります。
独学だとその機会がないですが、 アーティストの振り付け動画を見てダンスを真似する「コピーダンス」をすることによって、動きの引き出しを増やしたりダンスに慣れていくことができます。
詳しいやり方は、K-POPのダンスを完コピする手順とコツ【3段階に分割する】で解説しています。
【独学でK-POPダンス③】基礎を飛ばすと何も成立しない件について
ここでダンスの基礎トレーニングを紹介します。
基礎とは何かというと、
- アイソレーション
- 基礎ステップ
このあたりです。
アイソレーションとは
首なら首だけ、胸なら胸だけ、という感じで、「体の一部分だけを独立して、かつ可動域を大きく」動かします。
最初は、「首だけを左右に動かすとかどうなってんだ、、無理だろ」と思いますが、不思議なことに何回も練習すると身体の可動域が広がります。
ダンスの本当の楽しさは、アイソレができるようになってから始まると言っても良いでしょう。
アイソレーション(分離動作)の例
ジャンルはPOP(ポッピン)。
(特にこのジャンルはアイソレーションの練習が欠かせない)
基礎的なステップとは
ダンスには各ジャンルに基礎の動きがあり、それぞれに名前がついています。 語学の基礎文法のようななものです。
ダンスの上達のためには、これらを一つ一つ着実にマスターしていく必要があります。
基礎ステップやダンス用語を知らなくてもダンスはできるのですが、結局、かっこよく踊るための技術は先人によって研究され、それが今、基礎的な部分に集約されています。
なので、基礎を飛ばしても、結局は基礎に戻らないとかっこよく踊れないことを悟ることになります。
ダンスの基礎をやっておくメリット
K-POPのダンスをする場合、「ヒップホップダンス」や「ジャズダンス」の基礎を学んでおくと、踊りやすくなります。
BTSのIDOLを振付したヒップホップダンサーRIEHATAのダンス
また、ダンサーのレッスンでは基礎ステップができること前提で振り付けが進んだりするので、いざ「このダンサーのワークショップ受けたいな」と思って参加しても全くついていけなくなる恐れがあります。
(ワークショップとは、練習スタジオに有名ダンサーをその日限定で呼び、レッスンを行うことです)
基礎ステップは練習して損はありません。
基礎ステップの独学での練習方法
独学でK-POPダンスをやるデメリットとは
独学でもダンスは楽しめるのですが、
独学でK-POPダンスをやるデメリットについても記述しています。
誰も違和感を指摘してくれない
1人で独学する場合、「ここがおかしいよ」と間違いを修正してくれる人がいません。
ですので、動きが違った状態で振り付けや基礎ステップなどを習得した場合、自分が気づかない限り間違いに気づけないリスクがあります。
インプットが増えにくい
レッスンなどに通っている人は先生やワークショップに来たダンサーの振り付けを生で吸収できますし、ダンスイベントの情報が回ってきやすい傾向にありますし、仲間との出会いもあります。
独学者の場合は、入ってくる情報は自分で検索できる範囲に限られます。
やはり、ダンスレッスンなどに通っている人の方が、独学者に比べてインプットできる機会や、見える世界の広がりが多くなります。
簡単にサボれてしまう
独学によるダンス練習ではレッスン料金も発生せず、「今日はレッスンに行く日だ」という緊張感もありません。
モチベーション管理が自分の裁量となるので、サボろうと思えばいくらでもサボれてしまいます。
ですので、何日も練習をサボった結果、全然前に進めないということも起こり得ます。
独学でも全然いいけど、サークルやレッスンに行くのもあり
1人で練習しても十分にダンスは楽しめるのですが、やはり、誰かと一緒に踊ったりイベントに出演したりするのも楽しく、より成長につながります。
K-POPダンスをよりカッコよく踊ってみたい場合は、K-POPのスクールやK-POPのコピユニなどに参加してみるのもいいかもしれません。
先生がいることによるモチベーション管理と、ダンス仲間ができる。というのが大きなメリットです。
最近はリモートでのレッスンが充実している【新時代】
今まではレッスンに行くか動画で独学か。しか選択肢がなかったのですが、
リモートで先生からマンツーマンで指導してもらう。という今までになかった形があります。
例えば、「スポとも」というサービスは、リモートでプロから悩み解決やダンス指導をしてもらえるという画期的なものです。
スポともの主な特色
BTSのバックダンサー経験者などが集う、プロ講師陣の高い信頼性 |
KPOP、HIPHOP、JAZZ、など、K-POPダンスを上達したい人に最適なレッスン |
ダンスの成果を披露できるオンライン発表会 |
未経験者から上達する生徒多数(初心者におすすめ) |
好きな時間を選んで受講できる |
>>どんな感じか気になる方は、お試しの無料体験レッスンをどうぞ
K-POPダンスを上達する場合、まずは趣味の独学でも問題ない
むしろ、スクールに頼ればうまくなると思っているとダンスは上達しません。
(スクールでも独学でも、自分が数をこなして練習しないとダンスはうまくならない)
義務的に「スクールに行かないとダメなのかな、、」「基礎もやらないとダメなのかな」と悩んでいる場合は、「まだその時ではない」ということでしょう。
独学で踊るうちに「もっと極めたい」という欲が出てくれば、悩むことなくスクールに申し込んだり基礎トレーニングを練習したりできますので、まずは憧れの人になりきってダンス欲を高めていくのが良いです。
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