K-POPのダンスジャンルと練習メニューとは?【ヒップホップが土台】

K-POPのダンスは分類で言うと何?

このような疑問を解消していきます。

記事の内容

  • K-POPダンスを踊るのに必要なダンスジャンル
  • K-POPダンスを踊るのに必要な練習メニュー

K-POPの振り付けを行なっているダンサーの例などを交えつつ、解説していきます。



K-POPのダンスジャンルと練習メニューとは?【ヒップホップが土台】

K-POPのダンスはヒップホップが土台になっています。

ヒップホップが土台になっている理由

90年代のアメリカでは「ヒップホップ」が人気を博していましたが、当時の韓国のアーティストはそのトレンドを吸収しました。

そして、現在のK-POPグループの原型とも言える「ソテジワアイドル」が初めて大衆音楽の中にヒップホップのダンスやラップを取り入れます。

この流れはあとの世代まで続き、「歌って踊ってラップをする」というK-POPの定番スタイルが定着しています。

>>K-POPアイドルの歴史まとめ【1987~2019】

K-POPの振付について

多くのK-POP界のプロデューサーは世界進出を狙っているので、時代の最先端をうまくK-POPに取り入れています

少し例を出すと、(2020年情報)

リア・キム

韓国で人気の「1M」スタジオの女性インストラクターであり、SM、YG、JYP などでも振付師として活躍。

TWICE_TTなど多数を振り付ける

RIEHATA(リエハタ)

新潟出身の女性ダンサー。レディガガのバックでも踊り、世界中からオファーされているダンスアーティスト。

BTS_MIC DROPなど多数を振り付ける

キール・トゥーテン

世界ダンスコンテストでのチーム優勝経験があり、世界でトップクラスの振付師。

BLACKPINK_뚜두뚜두など多数を振り付ける

こういった最先端にいる一流ヒップホップダンサーを振付師に迎え入れています。

また、ヒップホップ界で「シュートダンス」が流行った時、多くのK-POPの振り付けでそれが取り入れられました。

  • PENTAGON
  • MOMOLAND
  • MONSTA X
  • iKON

など、多くのK-POPスターの振り付けにシュートダンスが入っています。

このことからも、K-POPのダンスや歌のベースにはヒップホップ文化が根強くあることがわかります。

K-POPダンスを踊るのに必要な練習ジャンルのメニュー

では、「K-POPのジャンルベースは分かったけど、具体的に何を練習すればいいのか」という部分について見ていきます。

アイソレーションを練習する

アイソレーションはK-POPに限らず、すべてのダンスを踊る際に重要な基礎トレーニングです。

アイソレーションとは「分離運動」のことで、体の各部位を「首だけ」「胸だけ」「腰だけ」というふうに一部だけ動かす技術です。

K-POPの振り付けの中には「首だけ左右に動かす」「胸を回す」「腰をひねる」という動きが頻出なので、K-POPダンスを踊りこなすためには練習する必要があります。

アップとダウンのリズムトレーニング

アップとダウンは、ヒップホップの基本的なリズム取りトレーニングですが、K-POPダンスを踊る時にもかなり重要な技術となっています。

曲を聞いたとき、拍子と拍子の間にある「エンカウント」から動きを準備して拍子(オンカウント)に音を当てる感覚を掴んでおくことによって、安定してリズムに乗ることができます。

アップなら、下から準備して上で音を当てる。ダウンなら、上から準備して下で音を当てる。ようなイメージです。

ヒップホップのステップを覚える

ヒップホップには色々な基礎ステップがあり、それぞれに名前がついています。

K-POPの振り付けに使われている動きも多いので、練習しながら用語も知っておいて損はありません。

これらを一つ一つマスターしておくと、K-POPの振り付けも覚えやすくなります。

基礎ステップの例

  • クラブステップ
  • フォーシング
  • シャムロック
  • ランニングマンなど

また、韓国大手事務所JYPの練習生も、いろんなリズムトレーニングやステップを基礎の振り付けとして採用しているようです。

(JYPのアーティストは皆これを踊れるらしいです)

poppinの技術を練習する

ストリートダンスのジャンルの中でpoppin(ポッピン)というジャンルがあるのですが、

その中でも「ヒット」や「ウェーブ」、「タット」、「ロール」などの技術はK-POPの表現の幅を広げるために習得しておいて損はありません。

・ヒットとは、腕や足、胸、首などの筋肉を「パンッ!」と弾いて音を表現することです。

・ウェーブとは、体に波を通す動きです。

・タットとは、手首を90度に曲げ、腕をパズルのように組み立てて模様を作っていく動きのことです。

 ・ロールとは、軸を固定したまま肩や胸、腰などを回すことです。奥が深く、さまざまな回し方があります。

いずれもK-POPでよく取り入れられている動きなので、習得しておくと表現の幅が広がります。

トゥワーキングについて

K-POPのガールズグループの振り付けには「トゥワーキング」という挑発的な動きが入っていることがあります。

初めて見ると衝撃的かもしれませんが、ヒップホップアーティストが多数取り入れており、アメリカを中心に大流行している動きです。

この動きはK-POPでも頻出するので、こちらも基礎をチェックしておくといいかもしれません。

(例)こちらのK-POPダンスに使われているテクニック

  • トゥワーキング
  • ウェーブ
  • ヒット
  • タット
  • ロール
  • 基礎ステップ
  • アイソレーション

ヒップホップ・poppinの基礎をトップダンサーから学べる本

ダンスの基礎固めならこちらがオススメです。

コマ送りの画像付きでわかりやすく、4つのジャンルの基本的な動きを覚えられます。

とくにヒップホップとポッピンの基礎はK-POPダンスでかなり応用が効きます。



各ジャンルのダンスを練習してK-POPダンスを楽しもう!

K-POPの振り付けは、「よくこんなの思いつくなあ、、」と感心するようなキャッチーなものばかりです。

踊っていてとても楽しいと思うので、K-POPダンスを自由に踊ってみたい方は基礎トレーニングから練習してみてください。

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