K-POPアイドルになりたいけど、それをまだ親に言えていません。
ダンスも歌も未経験だし、言ってもまともに聞いてもらえなさそう、、
どうやったら夢を親に話して応援してもらえるのでしょうか?
「K-POP 아이돌이 되고 싶지만, 아직 부모에게 말할 수 없습니다. 댄스도 노래도 미경험이고, 말해도 제대로 듣지 못할 것 같아,, 어떻게 하면 꿈을 부모에게 이야기해 응원해 줄 수 있을까요?」
このような悩みに応えていきます。
K-POPアイドルになれるかどうかを診断するアプリを開発することは倫理的に問題があるため、それを実現するための具体的な方法を紹介することはできません。能力や才能を評価した場合、その内容が正しいとは限らないため、プロに相談して判断することが重要です。
また、本記事は10代が持つアイドルの夢を否定するわけではありません。目指したいならとことんアイドルを目指し、もし無理でも「こんだけやって無理ならもう仕方ないな」と諦めがつくようにというスタンスで応援していきます
K-POPアイドルになる夢がある中学生 |
ダンスや歌・韓国語は未経験 |
親に「K-POPアイドルになりたい」と言えない |
K-POPアイドルになりたい夢を親に言えない時の対処法
親を説得したK-POPアイドルのエピソード
【K-POP】アイドルになりたい夢を親に言えない時の対処法

対処法の結論は、「自分と親の不安を取り除くこと」です。
自分が親にK-POPアイドルになる夢を言えないのは、それだけ説得力のない自分に不安があるからです。
親が子供に「K-POPアイドルになるのはやめなさい」と言うのは、それだけ子供の将来に不安があるからです。
親に自分の夢を言えないなら、それは仕方のないことです。であれば、
これができれば、「K-POPアイドルを目指したい」という自分の夢を堂々と親に伝え、応援してもらえるようになるでしょう。
下記で、その具体的な方法を紹介します。
方法①実績を武器に説得する(自己満ではなく、周りの評価があるかどうか)
ダンスも歌も未経験な状態で「K-POPアイドルになりたい」と親に言うと、「あなたには無理だよ」と言われる可能性が高いです。
なぜなら、言うだけなら誰でもできるからで、その言葉に根拠がないからです。
K-POPアイドルになりたい。自分はオーディションも合格したし、ダンスでも入賞したから
という実績つきで説得されたら、
「その熱意が結果にも現れてるなら相当な意思、そして適正があるんだな」
と親も思うはずです。
ですので、初心者や未経験であることにメリットはなく、まずはしっかりとスキルを磨いて、実績を出してから夢を親に伝えても遅くはありません。
すべてのアイドルは、最初は実績が0。歌もダンス下手くそなところから練習して実績を積んできています。
実績とは、例えば下記のようなものです。
- 歌やダンスコンテストで入賞している
- パフォーマンスが周りの人に褒められることが多い
- K-POP事務所にスカウトされている
- オーディションの審査に通過することが多い
- 誰が見ても分かるほどスキルが上達している
上記のような実績があるということは、アイドルという道に適性、才能があることを反映しています。
K-POPスターには、「この人の真似をしたい」と憧れの対象に思われる魅力があります。
やはりそういう魅力のある人がオーディションでも強いですし、「誰かに真似される」ということは、あなたに魅力がある証拠です。
ただ、コピーはオリジナルを超えることはできません。なぜなら、コピーは単にオリジナルを模倣することにすぎないため、オリジナルの経験にもとづいた発想がないからです。
例えばBLACKPINKのコピーダンスが完璧に踊れたとしても、ほぼBLACKPINK(オリジナル)の株が上がります。
コピーは一時的には評価されると思いますが、見る人はほぼBLACKPINKをすごいと再確認するだけです。
あなた自身の表現をすごいと思わせる魅力がどこかにないと、アイドルになることはできません。
BLACKPINKのダンスを踊っていても、踊りのクセを見れば一発でその人だと分かるような魅力(味)がある感じです。
ロールモデルのスタイルをコピーしつつも、そのままアウトプットするのではなく、本質を自分の中に落とし込んだ上で改良を加え自分だけの色を出せるようになると実績を出しやすいかもしれません。
あなたの得意分野(実績)は何なのか
芸能界に通用するルックスなのか、
プロから評価されるダンスのセンスなのか、ラップのリズム感なのか、高い歌唱力なのか、英語力なのか、
それとも人を楽しませるエンターテイメント精神なのか、演技力なのか、誠実な人間性なのか、
こういった強みや才能があるのかどうかを考えてみましょう。
重要なポイントは、「他人から高く評価されること」です。それはあなたが持つ世界的な才能です。
SNS発信に力を入れてみるのもあり(周りと差別化する)
「インスタでフォロワーが5万人いる」「TikTokでダンス動画がバズっていいねが1万以上ついた」なども、立派な実績になります。
そこまでファンがいるのであれば、「ビジネス的に成功できる」ということを意味します。
なぜなら、ファンになってもらえた=他人のニーズを満たせているからです。
方法②親以外のプロに相談する
親がK-POPアイドル関係者なら別ですが、専門家ではない親からアドバイスは参考になりません。
芸能人は大変そうだというイメージで親は判断すると思うので、おそらく「やめとけ」と言われるはずです。
親に夢を言えないならまずは外部のプロに夢を打ち明け、相談してアドバイスをもらう方法があります。
プロは客観的かつ中立で的確なアドバイスができるので、自分で悩む時間と労力を節約できます。
例えば「ココナラ」という知識やスキルを売り買いするサイトでは、業界のプロとして働いた経験のある人に相談に乗ってもらうことも可能です。
※その人が本当に信頼できるかどうかは、プロフィールをよくみて判断する必要があります。

ココナラでの実際の商品ページ
TVCM放映で知名度があり、信頼性があるのが強みです。

プロからのアドバイスは大きな武器になります。ピンときたものがあれば利用してみましょう。
方法③「あくまで習い事」という前提から始める
ダンスや歌が未経験であれば、まずは「ダンススタジオなどでプロに習う」のもありです。
「ダンス/ボーカルスクールに通いたい」という願望であれば、親にとっても「熱中できるものがあるのはいいことだ」となるので、習わせてくれるかもしれません。
まずは実力を磨くことに専念すれば、その後のオーディションも堂々と受けられるようになるし、親に「K-POPアイドルになりたい」という夢を言えるようにもなるでしょう。
例えばTWICEのミナは、かつてダンススタジオに通っていて、そこからK-POPオーディションのチャンスを掴んでいます。
ダンススクールでダンスを習うなら、超有名ダンサーが教えるスクールが望ましいです。
なぜなら、何かを習うならその道の1流から学ぶのがいちばんの近道だからです。
レベルの高い環境では、未来のスターが多く集まります。
場所は、ほぼダンスシーンの中心地である大阪か東京の2択になります。(韓国の1Mスタジオなどもありです)
STUDIO A-Sh(大阪梅田)→超一流ダンサー講師が集まるストリートダンススクール
NOAダンスアカデミー(都内各地に点在)→初心者から上級者まで通う老舗ダンススクール。一流ダンサーを数多く輩出している。
EXPG ENTERTAINMENT(宮崎、札幌、大阪、松山、福岡、沖縄、名古屋、横浜、大宮、京都、仙台など各所に点在)→EXILEが開講した未来のアーティストが夢を叶えるための本格的な芸能スクール。TWICEサナが通っていたことで知られている。夢を持っている人なら誰でも入会資格がある。
avexのダンススクール(全国170拠点の提携スタジオ)→全国統一のカリキュラムとストリートダンス検定の連動した進級制度がある。数々のアーティストを育成してきたエイベックス独自ステップアップシステムを展開。
方法④プランBを用意する(保険があるから危険なことができる)
普通に考えれば、K-POPアイドルになる夢を追うと学校を中退するリスクもあるわけですので、親にしてみればそういうリスクを子供に背負わせたくはないはずです。
そういった親を説得するには、「堅実な道も用意しながら、同時に夢も追う」と約束することは必要になってきます。
プランBという保険があることで、「アイドルの夢がダメでもプランBがあるから、挑戦してみればいい」という安心を担保できます。
それに、実績のないうちから学校を中退し、K-POPアイドルになれなかった場合に困るのは親ではなく、自分自身です。
K-POPアイドルの多くも、過去に練習生をやりながら学校に通っている事実があります。
実際は、誰かに「リスクあるので学校にもいきましょう」と言われてから行動するのではなく、自分で自発的にそれを覚悟するのがベストです。
なぜなら、誰かに言われたから行動してもモチベが湧かないし、その誰かは責任をとってくれないからです。
よくDMとかで「学校やめてプロ目指したいです」とか言ってる人いるんですけど、プロは目指すものではないです。気づいたらなってます。学校いきましょう。
— ta1yo (@ta1yo_tv) July 4, 2022
専門学校に行くという選択肢について
将来の選ぶ職業によっては、専門学校での学びが就職時に有利に働く場合があります。
なぜなら、実際の現場で必要なスキルを習得することができるので、就職時に即戦力として評価されることがあるからです。
例えば、音楽系に興味があるなら、専門学校音楽科に進学してピアノ、ギターや音楽理論を学ぶのもいいでしょう。
美容に興味があるなら、美容科に進みヘアメイクを学ぶのもいいでしょう。
「K-POPアイドル」という夢の裏には、バックダンサーや作曲・作詞家、サウンドエンジニア、振付師・ボイストレーナー・衣装・メイクアップスタッフ、照明スタッフなど数えきれないくらいの職人が関わっています。
一つの夢にこだわらず、人それぞれが持つ適性を活かし、自分の輝ける場所を見つけていきましょう。
- 手に職がつく=即戦力として通用するスキルが身に付く
- 入学から2年で就職できる(若いうちから進路が具体的になる)
- 同じ目標を持つ仲間ができやすい
- 将来やりたい仕事に必要な技能が明確な人にとっては夢への近道
こちらのサイトでは、全国にある専門学校を簡単にリサーチできます。

よく比較検討し、気になったものがあればオープンキャンパス参加&資料請求してみましょう。
(音楽に関する学校だけでも65校が検索ヒットします)
興味が向いたら、とりあえずやってみるという体験がチャンスに繋がります。
不安を解消してくれるのは、やっぱり努力と結果しかない
実績がないから困ってたんだけど、、
こう思われた方もいるかもしれません、しかし、
周りの人を認めさせる有効な手段は、言葉だけよりも行動や結果で証明することです。
「この子はむしろアイドルにならない進路のほうが難しい」くらいの証明をしないと、無謀なギャンブルをするようなものだからです。
チャンスを掴む人は、実績がない時の苦しみ、不安を乗り越えている
いきなりパッと天才が現れてオーディションに合格しているように見えることもありますが、そういう人の過去をよく調べると、
過去にオーディションに50回以上落ちていたり、スランプがあったりいろいろな活動をしていた背景が浮かび上がることが多いです。
99回絶望して100回目でようやくチャンスを掴んでも、周りから見れば簡単にできたように見えてしまいます。
「練習だけが自信の現れである」
パン・シヒョク代表(HYBE)
不安への対処法①未来が怖い気持ちへの対処法(10代からスタートはすごく早い)
人生には、未来への不安がつきまといます。
「この先うまくやっていけるのだろうか」「努力が無駄になったら終わるかも」「自分の存在価値ってなんなんだろう」と悩み、寝る前に「自分の人生ってもう詰んでるかも」という絶望感に襲われることもあるでしょう。
毎日欠かさず練習した場合、半年や1年でも見違えるほど成長できます。
それを3年も続ければ、達人です。
10代ですでに仕上がっている人は、3歳くらいから練習している猛者です。
10代からの未経験スタートでも、数年で十分実力者に追いつけますし、20代後半からアイドルをめざすような無謀なことではないので大丈夫です。
「もっとできたな〜」と思いながら1日を終わるより「もうこれ以上はできない」と自信を持っていえる状態で1日を終わりたくはないですか?
夢が叶うのは遠い未来かもしれませんが、1日をこれ以上できないくらい充実させれば1日で充実感や成功を体感できるし、結果も出るのでさらに楽しくなります。
不安への対処法②すべてのスターは、最初は実績が0、だが情熱はあった
人間はつい、人のせいにして不幸な現状を説明したくなります。
自分が不幸なのは親が悪い、状況や境遇が悪い、あいつのせいだ。自分は悪くないと。
しかし、BIGBANGのテヤンが自分の練習生時代のことについてこう言っています。
※エッセイに書かれた文章の要点をまとめたものです。
どこに行っても練習生というのは、運搬中に落としてしまっても
戻って拾わない荷物みたいなものだ。何を上手に出来るかも分からなくて
苦労して教えた事も一瞬で忘れてしまう事もある
それこそ磨かれる前の石。
「僕をもっと認めてください!」と叫んだり
弱気な泣き言を言う時間があるなら
いっそ歌を1曲、踊りをもう一度練習したりして実力を積む方がより良い。
デビューまでの練習生期間は、自分自身を強くする焼き入れの時間だった。疲れや挫折に屈することなく、常に楽観的に実力を積んでいくことが重要だった。称賛や激励はなくても、自己肯定感を持ち続けることが必要だった。
ヤン・ヒョンソク社長はアーティストを作るのではなく、持っているものを引き出す手助けをすると語った。練習生として、自分の人生をかけた冷静なビジネスに取り組み、訓練過程でのフィードバックも受け入れる準備が必要。感情をコントロールし、客観的に実力を評価することが成功への鍵だ。
重要なのは、物事や現象を歪んだ見方で見ず、謙虚な態度で攻撃や批判を受け止め成長の糧にすること。感情的になると役に立たず、時間が経つと見方が変わることもある。適当に振舞うことも無鉄砲に反応することも問題で、耳を閉ざすことも役に立たない。
練習生時代は十代を捧げた貴重な経験であり、チャンスはたった一度。先輩からの指摘は恥ずかしいことではなく成長のチャンスだ。実力を積めなくて後で後輩達に追い越されて無視される事の方がもっと恥ずかしい事だ。
十代や二十代は一生持つことのできる資産を作る期間だと思う。
練習生時代の孤独や寂しさは、プロの世界で生き残るための重要な訓練だった。アピール方法や目標に向かう姿勢も必要だった。
本当にやりたくない。
「もうやめようか?」
「誰も見ていないし」
という考えが頭の中に浮かぶ。だがそうした時
結局最後まで諦めずにやれば必ず良い結果で成果が返ってくる。
練習生達の中でも自惚れたり怠惰にならないで
「最後の1回」を最後まで執拗にやり遂げる友人は実力をぐんぐん増やしている。
上記の言葉に、夢を叶えるために必要なことが詰まっています。
泣きごとを言わず、ひねくれず、ひたすら無視されながら練習に打ち込み続ける。
言い訳は許されない。
なぜなら、アイドルになるために自分が責任を負って始めたことだから。
すべてがそうではないですが、人生で起こる不利益は、自分の能力や努力が足りないことが原因であることが多いです。
自分がサボったせいでチャンスを逃しても、そのことには文句を言えません。自分がちゃんとやっていれば回避できた損失だからです。
誰かにこの言葉を言われたり行動を強制されるのではなく、自分でこの言葉を言い聞かせて自分で始めたことなら乗り越えられるはずです。
(※嫌なことを我慢してやっても身にならないしメンタルを壊すだけなので危険です)
不安への対処法③不幸を何かのせいにしたくなったら見るリスト
人生は誰でもスランプにはまる時期というものがあります。
そういう時にはすべてを外部の何かのせいにしたくなるのですが、そういう時は下記のリストを見てください。
- あなたは本当に妥協せず今までアイドルになるために頑張ってきたと言い切れますか?
- 早寝早起きを意識してしっかり時間を有効活用していましたか?
- 他人や家族に対して謙虚に、誠実に対応できていましたか?
- SNSやゲームに時間を奪われずにしっかりと勉強したり練習をしてきたと言えますか?
- 筋トレのセットなどで最後追い込み切れずに手を抜いていませんでしたか?
- 本当に妥協なく食事管理や運動・ストレッチをして体型管理をしてきたと言えますか?
- 娯楽の時間を優先しすぎて歌やダンスを練習する時間をなくすことはなかったですか?
- 本当に自信を持って今までアイドルを目指してきたと言い切れますか?
上のリストすべてに「はい」と答えることができなかった場合、文句を言う前にあなたにできることがまだあります。
「この世の不利益は全て当人の能力不足で説明がつく」という言葉がありますが、この言葉は「すべて当人が悪い」という意味で使えば人を傷つける刃物になりますが、「自分を変えられるのは自分しかいないんだ」という意味で使えば強力な武器になります。
人を恨む代わりに、自分の甘さや妥協を恨むことで次から同じ失敗をしないように動けますからね。
他人や環境にイライラし始めたら、自分を振り返ってみましょう。
だんだん、怒りの矛先が自分に向いてきてやる気が出てきますよ。
「妥協してる自分が一番嫌い」という感情ですね。
ジス(BLACKPINK)
「17歳から練習生になりました。事務所に入ってから夢がより現実的、そして具体的になったと思います。それまでは悩みもあったけれど、ここからは迷っている場合じゃないなって」
「私は性格的に怒られたり、指摘されたりしても落ち込まないんです。頑張ればいいんでしょ?ってポジティブに切り替えるから」
Numero TOKYO 2017年11月号
NiziUのマユカから学ぶアイドルになる人の人格
NiziUのマユカは、キューブをいくつか集めると合格できるというシステムのオーディション番組で、キューブを一つももらっていないのに楽しそうな表情でステージを楽しんでいました。
(その態度が評価され、一気に3つのキューブを獲得しています)
ここに、成功者に求められるマインドが体現されています。
不安への対処法④アイドルになれないまま30歳になったらどうするか
アイドルを目指す人につきまとう不安要素に、「このまま売れなかったら老後とかどう生きていけばいいんだろう」「30歳を超えて結局何も残らなかったらやばい」というものがあると思います。
この不安への解決法を一言で表すと、「レアな経験を多くすること」「誰よりも圧倒的に勝つこと」「得意なことを長く磨き続けること」です。
「勝てたらいいなあ」というスタンスではなく、勝つことにこだわり抜くことです。
なぜなら、自分より強いライバルがいた場合、夢を叶えるのはその人になるからです。
「あ、あの人には勝てない」と思ったら潔く勝負から降りる勇気も時には必要になります。
その代わり、誰よりも得意なものを確立して差別化し、圧倒的に勝ちます。幸運はそこから舞い込んできます。
なぜなら、誰も勝てない、誰も真似できない=唯一無二の魅力があるということだからです。
表面は真似できるのですが、その人が積み上げてきた経験はすぐには真似できません。
差別化のヒントは下記で詳しく解説しています
替えの効かない人材が仕事に困ったり、路頭に迷うことはありません。
不安への対処法⑤恥や失敗が怖いから、行動ができない(ひねくれた人格では夢は叶わない)
夢を言えなかったり、夢のための一歩を踏み出せない人は、「完璧じゃないと自分には価値がない」と思っているところがあると思います。
行動した結果スベッて恥をかいたり、周りに嫌われるという、残酷な現実を受け止めるのが怖い。
誰よりも目立ちたいのに、誰よりも自分に自信がないのです。
(実力があってもうまくいかない人は、だいたい人格に問題があることが多く、JYPやXGの選考トレーニングでも、人格に問題があるために落とされるシーンがありました)
だからこそ周りの目が怖くなり、行動ができず固まってしまう。
K-POPアイドルは完璧な存在に見えるかもしれませんが、その自信は、圧倒的行動量で手に入れたものです。
恥ずかしいほどうまくいかない日も、現実に向き合って練習をやめなかったらスターになれたわけです。
音楽大賞を受賞してアーティストが泣くのは、数えきれないほどの絶望を乗り越えてきたからに他なりません。
「受賞できたことが信じられません」という言葉が、それを物語っています。
完璧、1位、賞、地位、名誉、賞賛を目的にしても努力はできないと思います。
絶望しても前に進む。その態度が、結果として報われる形になるだけです。
BTSのメンバーも、練習生時代に必ずデビューしてヒットすると確信できていたわけではないでしょう。
そして、デビューできなかったとしても人生終わりみたいな極端な考えにもならないはず。
なぜなら、一度失敗しても次の道で成長できることを知っているからです。
(JYPのオーディションに落とされたあとにソロでヒットしたIUのように、鍛錬とチャレンジを怠らない人材はどこかで花開きます)
「失敗した」「次はこうしてみよう」を5万回くらい繰り返して、ようやく成功のコツがわかってくる。
いきなり1発で完璧を出そうとしても、何も見えてはきません。
自分のダサい部分を知らないと、自分のカッコいい部分も分かりません。
ダンスも、自分の骨格に合わせてかっこいい角度を研究しないとかっこよくなりません。
失敗→恥という価値観を、失敗=成長できる良い機会という価値観に上書きしていきましょう。
それができれば、なんの迷いもなく行動できるようになります。
対処法⑤環境をガラッと変える(努力するたったひとつの秘訣)
そんな簡単に「努力しろ」って言ってるけど、それができたら苦労しないよ。
こう思っている方に具体的な方策を紹介します。
習い事、サークル参加、養成所入所、渡韓など、とにかくどこかに通う手続きをしてしまえば、やるしかなくなります。
結局、責任やリスクのないところにいるから、行動ができないというシンプルな話です。
家にずっといても、親の小言などがストレスになりイライラするだけです。誘惑にも勝てません。
最初の2日はやる気に溢れていても、3日目には飽きます。環境を作らないとそのまま努力は途絶えて終わりです。
10代や20代の時間を無駄にしないためにも、環境を変える勇気を出す必要があります。
なぜ環境が大事なのか?
あなたの周りに、自分が上に上がろうとすると嫉妬して攻撃的になったりする人はいないでしょうか。
そういう人が常にいる環境では、気力を奪われていきますので努力を続けることが難しくなります。
逆に、同じ夢に向かって本気で努力している人が周りにいると、思考も行動もその人たちに影響されていきます。
そういう観点からも、環境を最適化して目標だけに集中できるようにすることは、かなり重要なのです。
つよい(確信) pic.twitter.com/Lb7gEIQhYR
— tdual(ティーデュアル)@MatrixFlow (@tdualdir) September 20, 2022
そのくらいの覚悟があってこそ、物事を成し遂げられるのです。
全てを捧げる覚悟はあるのか
K-POPアイドルになるのもそうですが、難しい夢を叶えることを甘く見ると、地獄を見ます。
天才が1日の全ての時間を犠牲にして練習しても、それでも競争に勝てない世界がそこにあるのです。
努力ではどうにもならない部分もあり、とくにK-POPアイドルは一定以上のルックスの合格点に達していることがほぼ必須条件になっています。
例えばTWICEのモモのような人材でさえ、一度JYPの番組オーディションを脱落していますからね。
(替えの効かない人材が路頭に迷うことはありませんが、人気K-POPアイドルになれる席は限られているので、そういう意味で報われない人がたくさんいます)
K-POP事務所大手のSMエンターテイメントを考えてみても、ここ20年でデビューしたアイドルはまだ全部名前を言えるくらい少ないです。才能も逸材、努力量や人格も逸材中の逸材だけがデビューしています。
スマホをダラダラ見る時間や、自分に甘くトレーニングで手を抜いたり練習をサボったりジャンキーなものを摂取する余裕すらないレベルにみんな練習しています。
(当たり前ですが自分がやりたくて練習しているだけだし、たまには息抜きもあるようです)
自分の甘さや弱さを自覚し、ひねくれた考えを持たず、弱音を吐かずやるべきこと継続してベストを尽くさないと後悔します。
しっかりと自分の才能を把握し、勝ち筋を見極めて負け戦をしないことも重要です。
夢の実現はギャンブルではなく、戦略による必然でなくてはいけません。
努力できない人とできる人の思考回路の違い
努力できない人は、時間がたくさんできると「やったー。サボれる時間が増えた」と考えます。
努力できる人は、時間がたくさんできると「やったー。練習する時間が増えた」と考えます。
つまり、努力できる人は人生の中で夢の実現の優先順位が高いということです。
本来なら練習に投資する時間をサボる時間に当てているということは、その時点でそこまで夢を叶えたいと思っていないということになります。
スタックマン pic.twitter.com/U5MdY7yYjR
— HPEO🌐IT×資格 (@hpeo_jp) April 30, 2023
夢を掴んだ日本人K-POPアイドル
EXIDの編成スタッフがプロデュースしているK-POPスターTRI.BEの日本人メンバーであるミレも、夢を人に言うことが怖かったそうです。
親にも反対されていましたが、熱い思いと誠実な行動によって親を説得して見事オーディションに合格しています。
ミレ(TRI.BE)
「夢を否定されるのが怖くて、なかなか人に言えなかったんです。でも、SNSで韓国の事務所の練習生になりたい人たちのアカウントを見つけて、同じように韓国アイドルを目指している人がたくさんいることを知って。『私も全力で夢を追いかけよう!』とモチベーションが上がりました」
「ひとりで海外に行ったこともなく、100%デビューできるわけでもないのに『学校も全部諦めて韓国に行くのは危ないんじゃないか?』という心配から、当初お母さんは反対していました。毎日一生懸命練習して『全力で頑張るから、一回韓国に行かせて!』と説得しているうちに『一度きりの人生だから、行ってごらん』と賛成してもらえたんです」
「韓国アイドルになりたいという夢を思い描く前、ダンスバトルにたくさん出ていたんですよ。そのバトルで優勝や準優勝を勝ち取ったときは、毎日ダンスの練習していました。だから、努力を続けていけばいつかは夢が叶うはずだと自分を信じていました。この経験が、練習生生活のモチベーションになっていたんだと思います」
【引用元】
ELLEgirl インタビュー
>>ELLEgirlインタビュー
日本でK-POP練習生になれるオーディション開催中(入所条件あり)
日本にいながらK-POP練習生として本格なトレーニングを受けられるプログラムをここに紹介します。
倍率の高い大手事務所を狙うより、こういった穴場の練習システムを活用するのも戦略としてはアリです。
プロのいる養成所に所属するということは、チャンスの宝庫です。
理想と現実を直視できる環境。それは最適な状況です。
あなたの未来を大きく動かす可能性のあるプロジェクトですので、参考にどうぞ。
親を説得したK-POPアイドルのエピソード

実際に夢を叶えたK-POPアイドルでも、過去に親に反対された経験のある人もいます。
下記で、そのいくつかの事例を紹介しています。
BTS-SUGA
BTSのSUGAは、夢を親に反対されていました。
大学進学を押し付けられる怒り、朝方まで曲を作る生活の中で何度も両親と対立したことなどをラップにしている事がわかる。
両親だけでなく周囲に揶揄されながら1人ソウルへ赴き、大都会カンナムで始まった練習生生活。SUGAはキツいトレーニングに加え、生活費・学費がなく朝方のバイトまで始める(朝方の配達のアルバイト中に交通事故に遭って大怪我をしたことでバイトをしていたことが事務所に発覚し、事務所が学費を払ってくれるようになったそうだ)
夢を周りからバカにされ、両親にも反対されながらも、作曲活動しながらようやくオーディションに合格し、生活費がないから宅配ピザのバイトまでやっていたようです。
考えるだけでもキツそうですが、この努力の末、SUGAはBighitエンターテイメントのオーディションを2位の実力で突破しています。
当時10代とは考えられない精神力と行動力です。
TWICE-ナヨン
TWICEのナヨンも、両親の強い反対にあっていたことで有名です。
幼い頃、JYPエンターテイメントにスカウトされましたが、母親の反対で諦めたようです。
その後、「自分が一番幸せなことは何か」と考えた時に、歌って踊っている時が一番ワクワクしたので、それに気付いた時、親に内緒で2010年のオーディションを受けて合格したそうです。
練習生のころ「自分なんかがアイドルになれるわけない」と消極的なことを考えたりもしたそうですが、無名の時期にそう思うのは当然かもしれません。その弱さに向き合うことに価値があるのであって、最初から有名な人間はいません。
BIGBANG-テソン
BIGBANGのテソン(D-LITE)は、YGエンターテイメントで唯一毎日通学する練習生だったそうです。
自伝の内容によると、
「歌手になりたい」と父親に言ったとき、「勉強する時期に歌手になるなど絶対に許さん」と反対され、寂しさに襲われたと言います。
その後家出まで決意しますが、ようやく許可が出てYGエンターテイメントのオーディションに合格して練習生になります。
この条件のもと、学校に毎日通いながら練習生もこなしていたといいます。
「一度反対されても諦めない」という姿勢がなかったら、歌手デビューもできなかったのかもしれません。
>>K-POP大手事務所が公開した練習生の1日スケジュールを紹介【公式】
出典:世界に君を叫べ
まとめ

自分の夢を説得することだけに囚われていると、親も不安であることが見えないので思い通りにいかない可能性は高いです。
「親が不安なく応援できる自分になるにはどうすればいいだろう」という視点を持つことが、夢を言えるようになる第一歩になります。
先に評価を求めるのではなく、親を納得させ、お客さんを楽しませれば、評価はあとからついてきます。
仕事や学校にいきながら気軽にボーカル指導を受けたい方はこちらを参考にどうぞ。
サポートにより「歌手アーティスト活動」を経験できます。この経験は人生を通して貴重になるでしょう。
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