20代後半で楽譜も読めない、コード理論もわからない、これまで楽器経験なし。
でもピアノを独学ではじめてみた(2年目)
こちらの記事では、20代後半からピアノを始めた自分の2年間の練習内容を公開していきます。
同じように、ピアノを独学で始める方の参考になれば幸いです。
【独学】ピアノ歴1年からさらに1年間の記録
2023年のピアノ練習時間は平均で2時間。期間は毎日。
2023年1月&2月 ひたすらショパンのエチュード
2023年1月からは、ひたすら練習という感じです。
練習ルーティンは下記の通りです。
- 幻想即興曲→別れの曲→革命のエチュード→英雄ポロネーズ(ショパンの曲)
- あの夏へ→人生のメリーゴーランド(久石譲の曲)
- →J-POP初級〜中級の練習(2、3曲)
- →最後、コードの練習で締める
- (Cメジャースケール以外のキーのオクターブ練習も少し)
上記の練習を1日2〜3時間行っていました。
- 瞬時に4つ以上の和音を抑える力が養われていく。
- 革命のエチュードを毎日練習することで、左手が徐々に動くようになる。
- 音感トレが少しだけ上達し、ドレミファソラシの7音を10秒以内に特定できるようになる。
- 楽譜の初歩知識を頭に入れるが、挫折。
2023年3月 鍵盤感覚を重視した練習
2023年3月からは練習方法をシンプルにしていきます。
いままでは、好きなパートをその日の気分で無造作に弾いていましたが、それではいつまでも苦手な部分を克服することができません。
飽きても途中で練習をやめない。練習曲を最後まで弾き切る。
欲張りすぎず、つまずいた部分を8割くらいのクオリティに直してから次に進む。
速さよりも音の粒を揃えることを重視する。
上記のことをできるだけ意識しながら練習するようにしたら、徐々にミスタッチが減り、演奏のクオリティが上がっていきました。
- 革命のエチュードで左手がかなり動くように
- ショパンのエチュードを練習するほど指がスムーズになり、他の曲も弾きやすくやるという好循環が回り始める。
- 鍵盤の位置を意識しながら弾くことでミスタッチが減る
- 上手くなればなるほど楽しくなるのでさらに練習が楽しくなる好循環
何回かストリートピアノに挑戦しているのですが、まだミスタッチが出てきて集中もできません。
やはり、人前で安定したパフォーマンスをするのは一筋縄にはいきません。
練習でできることがプレッシャーでできなくなるからです。
技術の他にメンタル面のトレーニングが必要だと痛感しました。
2023年4月 コード練習を本格的に開始
次のレベルに行くためには、暗譜に頼るのではなく、音感を鍛え、音楽理論を覚えて耳コピができるように発展する必要があります。
楽譜を学ぶのはハードルが高いので現時点ではしていませんが、コード理論の勉強に力を入れていきます。
下記の本でコードを覚えていっていますが、いろいろなコードの形を覚えられるのでかなり実用的でおすすめです。
- 革命のエチュードを1曲覚え切る(完成度はまだ低い)
- コードの押さえ方の本を半分まで進める
2023年5月 ひたすら練習
クラシック、ジブリ、J-POPの曲練習を中心に、コード練習や音楽理論の勉強にも力を入れています。
ゆっくりですが練習するほどにあらゆる面での上達を感じます。
- コード理論の「テンションコード」についてさらに理解を進める
- 指の感覚に全神経を集中しないと練習の質が下がる
- 音の粒をそろえず、雰囲気でごまかしてもピアノは上達しない
- ちゃんと音の粒をそろえ、コードを確実に押さえられるまで練習することが重要である
- マイナーのダイアトニックコードを覚えていく
- ハーフディミニッシュ、ブルーノートなど、複雑な音階やコードに慣れていく
2023年6月 「木枯らしのエチュード」練習開始
「別れの曲」「幻想即興曲」「革命のエチュード」「英雄ポロネーズ」(練習中)
これまで上記のクラシックを練習してきて、次は難易度が跳ね上がる「木枯らしのエチュード」に挑戦します。
ここを越えれば、難曲ラ・カンパネラへの挑戦の道が見えてきそうですが、そのためにミスタッチをなくす鍵盤感覚を養わなければいけません。
2023年7月
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2023年11月
2023年12月
まとめ
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