集中できる部屋の作り方が知りたいな〜
このような疑問を解消します。
想定読者
部屋で勉強に集中したい学生 |
大学受験を控えている高校生 |
リモートワークで結果を出したい社会人 |
自室を作業部屋にカスタムしたい方 |
記事の内容
- 前半:集中できる部屋の作り方10選
- 後半:部屋で集中するためにあったら便利なグッズ紹介
この記事を書いている私は、リモートワークをするのが好きです。
髪の毛を整えたり、着替えたり移動するめんどくさい作業がなく、誰にも邪魔されずダイレクトに机に向かえる。これはかなりのメリットです。
しかし、自分の部屋というものはリラックスできるので、簡単に怠けてしまいやすいというデメリットもあります。
誰にも監視されない&誘惑が多すぎる環境では人間はそうなってしまいやすいです。
以前の私もそんな感じでした。
そして「ネットは絶対見ない!勉強に集中するぞ!」と毎回気合を入れるのですが、禁止すればするほど逆にネットを見たくなるという地獄の現象に襲われました。
そんな精神論で生活するうちに気づけば学生時代や20代前半の時間を無駄にし、なにも成果は出ませんでした。(スマホゲームばっかしてたから)
本当に「理想だけで成果が伴わない人間」でした。
しかしある時から、「努力はしない。ただ環境をデザインするだけ」。このスタンスに変えたら人生が変わりました。
今では毎日ブログを書き、ピアノを練習し、作曲し、プログラミングや3Dアニメを勉強しています。(自分の部屋で)
以前の自分とは思えないほどの作業量です。
この記事では、それを可能にした方法を紹介していきます。
勉強や仕事に集中できる部屋の作り方6選【レイアウト紹介】
集中できる部屋の作り方は下記の通りです。
- モノを使う場所と置く場所は同じにする!
- 目的に関係ないモノを潔く捨てる!
- 部屋を区切る!
- ルーティンの流れに合わせてモノをセッティングする!
- 掃除のしやすさも重視する!
- リフレッシュタイムをトリガーにして行動にメリハリをつける!
1つずつ解説していきます。
モノを使う場所と置く場所は同じにする!
集中できる部屋を作るためには、極限まで無駄をなくしていくことが重要になります。
なぜなら、無駄な動作や迷う要因、ストレスがあると脳を疲れされ、集中力を阻害してしまうからです。
その無駄をなくすテクニックの一つが、モノを使う場所と置く場所をできるだけ同じにしていくことです。
部屋作りの例
- ペンは机で使うことが多いので、机の横にセット
- ゴミ箱とティッシュペーパーを近くにセットする
- ゴミ箱とティッシュを2個づつ部屋の各場所に置くのもあり
- よく使う参考書などはすぐ取り出せるような位置にセッティング
- 電源スイッチ類は、椅子に座ったままの位置で操作できるようにする
- 椅子に座ったまま作業に必要なすべての操作ができるようにする

座ったまま作業に必要な全ての動作を可能にした机の例。
目的に関係ないモノを潔く捨てる!(断捨離)
極限まで無駄をなくすテクニックの2つ目が、目的に関係ないものはそもそも部屋に存在させない。ということです。
目的に関係ない誘惑がその場にあると、その時点で毎回自制心を必要としてしまいます。
しかし、最初からそもそも誘惑のもとがなければ、自制心を働かすまでもなく、脳が疲弊することがなくなります。
これをやるかやらないかでは、かなりパフォーマンスが違ってきます。
筆者は、何としても家で集中したかったのでニンテンドースイッチをメルカリに出しました。
また買えばゲームはできるけど、成果を出すのは今しかできないと考えたからです。どうしてもゲームしたくなったらもう一回買えばいいだけです。
実践例
- 目的に関係のない漫画やゲーム機類は捨ててしまうか、他の建物に置いておく
- スマホは家の外に置いておく(最近はスマホより勉強の方が楽しいので部屋に置いています)
- スマホゲームは中毒性が高すぎるのでやらない

集中する部屋をつくるために手放したモノたち。 ゲーム機、漫画もすべて断捨離している。
部屋を区切る!
原則として、部屋では「1つの空間に対して1つの使用目的」を設定するのがおすすめです。
例えば、ベッドは寝る場所ですが、そこでスマホをいじっていたら、「ベッドはスマホをいじる場所だ」と脳が学習してしまい、寝つきが悪くなるということがあります。
ですので、「この場所ではこれしかしない」というのを明確に決めていくことが集中力を高めるために重要になります。
勉強する区間では、勉強しかしない。
ベッドに横になったら、寝るだけ。
このように部屋をいくつかの区間に分け、それぞれの空間での使用目的を固定していきます。
これを実践することで、区間に入ったら、脳がそれぞれのモードに集中してくれるようになります。
部屋作りの例

パーテーションを利用して部屋を区切っている例。それぞれの区間に、パソコン作業、ピアノ練習などの割り当てがある。

ピアノを練習する区間。この空間ではピアノしかできない。

ブログ、作曲、プログラミング勉強などのメイン作業をする区間。 集中するために目の前に視界を遮る壁を置いているのがポイント。

こちらは睡眠(布団を敷く)やストレッチ(ヨガマットを敷く)、休憩に使っている区間。 ドア付近では、水や薬を飲めるようにしている。
ルーティンの流れに合わせてモノをセッティングする!
無駄をなくし集中力を確保するテクニックの3つ目は、ルーティンの流れに合わせてモノをセッティングすることです。
その自動的な行動に合わせ、ベストな位置にモノを配置することによって、何も考えなくても続けたい習慣を継続することができるのです。
部屋作りの例
- 夜寝る前にスマホをどこかに封印しておく(これで朝はスマホをいじらなくなる)
- 薬を毎日飲めるように、水と薬をドアの前にセッティング(ドアを通るついでに飲める)
- 外出用の服をセットでクローゼットに並べておく(着る服を探す手間がなくなる)
- 日光で自然に起きれるように、窓の光が部屋に入るようにする

モノの配置を計算しており、着る服を確定しているので、外出時に何を持っていき何を着るか迷うことがない。

水をドア付近に配置することで、食後に部屋に戻るついでにすぐ薬を飲めるようにしている。
掃除のしやすさも重視する!
集中できる部屋を作る際には、掃除のしやすさも重要になります。
掃除をするたびに片付けに時間を取られ、物を大きく動かさないといけないようなら、時間も無駄になりますし、掃除のモチベが下がって部屋が汚くなり、居心地が悪く集中しにくい環境になっていってしまう恐れがあります。
ですので、簡単に掃除ができる&いつも綺麗な状態の部屋をキープすることが重要です。
部屋作りの例

ほこりが溜まりやすい床付近にはモノを置かず、掃除をしやすくする。配線も最低限にする。
リフレッシュタイムをトリガーにして行動にメリハリをつける!
短時間の集中作業と、休憩(リフレッシュ)の繰り返しで、無限に作業することができます。
作業の間に、必ずリフレッシュする瞬間をはさむと、消耗した集中力を回復させることが可能です。
下記は、筆者の朝からの作業ルーティンです。
- トリガー「睡眠から起きてすぐのフレッシュな時間」→プログラミングの勉強(25分2セット)→
- トリガー「朝ご飯でリフレッシュ」→ブログを書く(30分)→
- トリガー「帰宅後の昼食でリフレッシュ」→ピアノを練習(1時間ほど)→
- トリガー「風呂に入ってリフレッシュ」→ストレッチをして3Dを勉強(約1時間)
筆者の場合、作業の集中力が切れて「なんか飽きたな〜」というタイミングでリフレッシュタイムが来るように設定しています。
これによって、フレッシュな気分で次の作業に移行することができます。
また、休憩中は動画を見たりSNSをチェックしてもいいようにしています。
自室で集中するためにあったら便利なグッズ
なくてもいいけど、あったらもっと集中する部屋を作れる。
後半ではそのようなアイテムを紹介していきます。
部屋を区切るパーテーションやカーテン
パーテーションを使うと、視界に入る情報を制限することができるので、目の前のことに集中できます。
色はできれば青色がおすすめです。(科学的に集中できる色だからです)
こちらは段ボール製なので、もし処分するときも簡単です。
座りやすい椅子
リクライニング付きで長時間座っても疲れにくい椅子があれば、リモートワークやPC作業がかなり捗ります。
ゲーミングチェアはリクライニングを倒して仮眠もしやすいのでかなり重宝します。
モノを固定する両面テープ
作業机に置いてあるものがずれて位置を修正するという無駄な動作を消滅させるのが、強力な両面テープです。
こちらのテープは強力なのに綺麗に剥がせるので、かなり応用が効きます。

机上のコンセントをテープで固定しているので位置がずれず、位置がズレて修正する必要がない。

3Mの両面テープはどんな素材にもつくのでカスタマイズ性が高く、いろんな用途に活躍する。
スマホ封印ボックス
かなり使える箱です。夜寝る前にスマホを封印しておけば、朝からスマホをいじることがなくなります。
参考:>>【人生が崩壊する前に】スマホを確実に封印する方法【成功率100%の箱】
iPadとMagic Keyboard

iPadとMagic Keyboardがあれば、外でブログを書くこともできる。 家での作業ではサブディスプレイとして活躍。

ノートとしても優秀。用途によっては紙のノートよりはるかによく、インクと紙が無限に供給される。
iPadはリモートワークの強力な味方であり、使い方次第で無限の可能性を秘めています。
一番のメリットはやはり、紙やノートが不要になることです。これでまた一つ、手間を削減できました。
パソコンの自動化ツールを活用する

MacBookの「オートメーションアプリ」を使うことで、指定の時間になったら勉強するためのアプリが勝手に起動する。
筆者の集中を助けている要素のうち30%くらいはこのツールのおかげです。
努力なしに成果を出すキーワードは「自動化」にあります。
Macに搭載された「オートメーション」などの機能を活用することで、指定の時間にすべてのアプリが終了し、指定のアプリが勝手に立ち上がります。
これによって、机に座ってパソコンを開いたらもう作業準備が完了しています。
ほかにも、指定時間に特定のサイトを強制ブロックするアプリも購入しています。
これにより、勉強中にパソコンでSNSなどを見ることができません。
ナルゲンボトル

ボトルをドアの付近に配置することで、こまめに水を飲むことが習慣になった。
集中力を高めるためにはこまめに水を飲むといいとされています。
ナルゲンボトルは、とにかくシンプルで洗いやすい!使いやすい!そしてカッコいいので活躍しています。
集中できる部屋を作れば成果が出る
「努力!忍耐!」という精神論で生きるより、努力をやめてただ環境をデザインすれば勝手に行動が続く。
(根性が必要な場面もありますが、バランスが大事です)
ここに気づいた時、人生が大きく変わりました。
気合を入れても全然作業に集中できない人がいたら、この記事が参考になれば幸いです。
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