今の時代、K-POPアイドルになりたいとソウル行きを目指す若者は増えています。
しかし、現実は厳しく、必ずしもその夢を叶えられる保証がないのもまた事実ではあります。
K-POPアイドルになりたい人が知るべきこと【なれなかった自分からのメッセージ】
「K-POPアイドルになりたい」と思った時、自己客観視は重要です。
自分を必要としてくれる人がいるのかを考えてみる
K-POPアイドルになれるかの基準は、
自分のやっていることを周りの人が褒めてくれるかどうか。です。
K-POPアイドルという職業が成立するために重要なのは、ファンの存在です。
歌やダンス、ルックスを高く評価してくれる人が周りにいて、自分でも得意だと自覚があるなら、K-POPアイドルの道でファンを集められる見込みはかなり高いと言えます。
しかし、そのような事実がなく、自分のパフォーマンスが誰にもウケず、オーディションなどで評価も受けないのであれば、
ここで「自分には何が足りないのか」を分析する必要があります。
K-POPアイドルになりたいを叶える、シンプルな方法
「K-POPアイドルになりたい」という夢を追う方法は、とてもシンプルです。
これだけです。
(※例)K-POPアイドルを目指す
条件・ダンスがうまい・歌がうまい・細い
行動・ダンスを上手くする・歌を上手くする・細くなる
あとは、運に任せる
まず、自分に足りないものを、客観的に洗い出していきます。
人々がファンになるK-POPアイドルといえば、歌やダンスがうまく、自然体で人を引きつける魅力があります。
K-POPアイドルになりたいのであれば、その条件を満たした人に自分もなる必要があります。
- 歌のスキルが足りないのなら、歌を練習してスキルを伸ばす。
- ダンスが下手なら、ダンスを練習してスキルを伸ばす。
- 鏡の前で表情の練習をする。
例えですがこんなふうに努力して、できる限りK-POPアイドルの持つ条件を満たすようにします。
そして、ベストを尽くしてそれでもダメだったときは、諦める勇気も必要です。
どんなに努力しても、夢が叶う確率は100%ではないという事実があります。
うまくいかない現実を受け入れる
どれだけ努力しどれだけ手を尽くしても、努力ではどうにもならないことがあるのが人生です。
一つの失敗をこの世の終わりのように考え、メンタルを病んでしまうと次の行動ができなくなってしまうので、そこで必要なのが「ありのままを受け入れる技術」です。
世の中には完璧な人はいません。
全て思い通りの完璧な自分にしがみつく人生はあまりにも苦しすぎます。
自分の期待した結果じゃなくても、そこに対して「良い・悪い」のジャッジをせず、ただ「それも自分だ」と認め、受け入れる。
自分の努力で変えられる部分に集中して、どうにもならないことは受け入れる。
このスタンスでいれば、失敗してもそれをチャンスに変えられるかもしれません。
現実を受け入れて成功したK-POPアイドル
例えばK-POPアイドルのMOMOLANDジュイは、整形したことを公言したり、ルックスが良くないことを逆手に取るという潔いキャラクターによってブレイクしました。
オーディションにも50回以上挑戦してほぼ脱落し、それでもK-POPアイドルになっています。
ジュイ(MOMOLAND)
「いつか絶対ステージに立てると信じていました。挫折しても落ち込まず、ポジティブに考えるんです。落ちたのは、さらに大きなチャンスが待っているからだ、って」
引用元
盲目的に夢を追うことの危うさ
自分の足りない部分から目を逸らし、「とにかく努力していればK-POPアイドルになれるんだ」と盲目的に夢を追うことほど悲しいことはありません。
また、自己中心的すぎる人の姿は、周りから見ると不自然に映ります。
K-POPアイドルになるためには、一方的にファンからチヤホヤされる人ではなく、自分の努力でファンに感動を与える人にならないといけません。
例えばTWICEのチェヨンは、インタビューで「自分はセンターでなくても良いから、グループに欠かせない存在になりたい」と発言しています。
まさにこの思考が大事になります。
人々に貢献できる自分のポジションに徹するわけです。
そうすれば、それは誰かの役に立って、結果的に夢の実現に近づけます。
K-POPアイドルになる前に、致命的なリスクを避ける
自分を客観的に分析せず「K-POPアイドルになりたい」と夢を追うと、失敗から何も学べず、最終的にはかなり悲惨な結果になるリスクがあります。
そうならないために、致命的なリスクを避けながら、一歩一歩着実に、現実的に夢を追っていく方法をご紹介します。
勝つことより、負けないこと
K-POPアイドルの世界は競争が激しいです。
どうやったらこの競争を乗り越えられるかは、明確にわからないところです。
しかし、「どうなったらK-POPアイドルの夢を追えなくなるか」は、イメージできると思います。
例えば、次の通り。
- 健康を損なう
- メンタルを病む
- お金がなくなる
- 自己中心的になる
体の健康、メンタルの健康、お金がなかったら、まず夢を追うことすらできません。
自分を客観視しなければ、当然、K-POPアイドルにはなれません。
この「夢を追えなくなる致命的な要素」を排除していれば、安定的に夢を追うことができます。
ここさえ守られていれば、一つのチャンスを掴むことができなくても、何回でもK-POPアイドルの夢に挑戦できます。
やりたくないことを避けると幸せになれる
K-POPアイドルになる夢を叶えることができなくても、少なくとも自分がやりたくないことをやらずに済む人生にできれば、けっこう人生の満足度は高くなると思います。
であれば、夢に全てをかけるよりも、やりたくないことを避けるのが先決です。
例えば、
- 貧困
- 嫌な仕事
- 付き合いたくない人間
- 通勤
など、誰にでも「これだけは絶対無理」というものがあるはずです。
まずは、人生でそれを避けることに全力を尽くします。
プランBを用意していたアイドル
Wanna Oneのメンバーだったユン・ジソンは、K-POPアイドルになる夢を追いながらプランBを用意していたそうです。
7年練習生をやりながら、大学院に行く勉強もしていたようで、
もし練習生を辞めてもすぐにやり直しができる大学院という選択を残し、メンタルを安定させた状態で夢を追っていたようです。
早めに失敗して、早めに軌道修正する
この記事を書いている私も、K-POPアイドルみたいになりたいと、大学生で21歳の頃オーディションを受けたことがあります。
しかし、それは無謀なものでした。
客観的に自分を見ると、どう考えてもK-POPアイドルの要素を兼ね備えていなかったので。
ただ、「あ、これ無理だわ」という現実が見えたことはプラスにも働きました。
そして「自分にアイドルは無理とわかった。でもK-POP関連で何かやってみたいな」と思い、その結果ブログでK-POPについて書く選択が生まれました。
K-POPアイドルと比べ、文章を書くのは自分でも適正がありそうだったからです。
さらに、嫌な仕事をしなくて良いように必要な勉強もしています。
K-POPアイドルを目指している方は、早めにオーディションを受けにいって、他人に自分を評価してもらった方がいいでしょう。
もちろん、オーディションを受ける前にも努力は必要と思いますが、完璧を目指しすぎると、他人からのフィードバックを受けられず、自分に足りないものを自覚するのが遅れます。
>>【K-POP】SMエンターテイメントのオーディションを受けてきた話【実体験】
完璧を目指すより、まずは終わらせる
一度企画したことは、無駄になってもいいから完成させるしかありません。
そうしないと、いつまでも完璧を目指すだけで何も進展しないからです。
失敗から学ばないと、比較対象ができないので、何をしていいかは謎のままです。
実践を経験し、他人からの反応があると、改善点が明確になったり、「本番の空気感ってこんな感じなのか」というのがわかったり、途中で新しいアイデアを思いついたりします。
VIXXのレオの言葉
「自分のダサいところを知らなければ、かっこいいパフォーマンスはできない」
点と点は繋がる
K-POPアイドルになるためにダンスの練習をしたり、歌の練習をしていると、「この努力が無駄になったらどうしよう」と考えてしまいがちだと思います。
「この努力が無駄になるかも」と考えてしまったら、モチベーションも下がってしまうでしょう。
目の前のことに集中し続けた結果、夢が叶う保証はないです。
しかし、少なくとも磨いたスキルと経験は必ず手元に残ります。
その経験は将来、思いもしなかったチャンスに結びつくので、今この瞬間を積み重ねることは、夢と同じくらい大事なのは明らかです。
繰り返しですが、無駄に思えても、一度企画したことはまずはやってみるべきです。
例えば、
- K-POPアイドルになりたいと思ったら、練習ばかりではなくオーディションや文化祭のステージに出てみる
- ブログ記事を書いたら、微妙な内容でも最後まで書き上げて世の中に公開する
- 問題集で勉強しているなら、5割の理解度で問題集の最後まで1周終わらせる。
このようにとりあえずやることで、新しいアイデアや改善点が見えてきます。
そして完成したものを2周目、3周目と繰り返すうちに、クオリティが上がっていくという仕組みです。
何かをやるのに理由はいりません。
ただ目の前のことをやることがすでに利益になっているからです。
まとめ
夢を追うときに、ありのままを受け入れる技術(自己客観視)は必要なスキルです。
しかし、「K-POPアイドルになりたい」という純粋な感情を最初から否定する必要はありません。
夢を追い、努力すること自体がすでに利益だからです。オーディションを受けてみないと何も始まりません。
自分のできる限りの努力をしつつ、自分をよく分析し、世の中に貢献できる自分だけのポジションを探せば、だれでもスターになります。